モノゴトを感ずるココロ2012/01/27

つい先日、久しぶりに知人の個展を見に行きました。

造形作家である彼の作品は、
作るのではなく、創らされている…そんな印象を受けました。

木目のひとつひとつが、負荷のないままに導かれ
実に自然な形を保ちつつ、個性ある作品として展示されていました。

メンテナンスなどは、どうすれば良いのですか?
という問いかけにも…「経年変化もひとつの味わいです」とのコト

なるほど…(笑)

普段、目の当たりにしている茶碗とは、
存在自体が異なるコトをすっかり忘れていました。

消費と保障が習慣づいていた私には、
消費と自己責任という違いが、とても新鮮に感じ取れました。

そんな自分を省みつつ、ふと思ったのは
「関心の薄れ」という言葉でした。

関心が薄まれば、当然歓心も薄れるもの…
わかっていることでも薄れてしまう、日々の習慣とは怖いものです。

その学びは、今の世の中にも言えることかと思います。

国としての在りかた…
人としての在りかた…
もちろん、自分としての在りかたです。

素直に、もっと自分自分に関心を抱こうと思いました。

特別な、なにか?を探す必要もなく、
ただただ、自分に必要な良いモノゴトを欲するコトだけです。

良い場所へ出向き、良い人と語らい、芽生えた気持ちを省みる
そうすることで、自ずと明日への課題は生じてくるものです。

そんな、素直に感ずるココロとカラダを満たして過ごしましょう!

世の中は広く、まだまだ素晴らしいモノゴトは山ほど存在しています。