新事務所のご挨拶2011/09/27

さて、新事務所の引越しも今月1日に済ませ
なんだかんだ落ち着くまでに、だいぶ長い時間をかけていました・笑。

ようやく・・・少しは落ち着いたかな?という感じです。

新事務所では、部屋数も増えて様々な用途ごとの演出をしています。
従来のカウンセリングルームはもちろん、
新サイトから始める、
スクーリングルーム・クリスタルルーム…など、

もちろん、これまでにお客様もいらして、
いろいろと参考になる、貴重なご意見なども頂戴致しました。

それらを反映するためにも、サイトの充実をはかりながら
新サイトのアップ準備に、着々と取り掛かっています。

来年で10周年も、ひとつの節目ではありますが、
お客さまへの還元、もしくはいま一度初心に帰ってなど…
正直、いろいろな思いもありましたが、

一番素直な動機としては、改めて自分への挑戦です。

変わらぬ姿勢で向き合うこと…
それは、とても単純で難しいことなのですが、
だからこそ、いまの自分で挑んでみたくなったことが素直な気持ちです。

引越しに伴い、たくさんのご声援やお言葉を頂きまして
この場を借りて、お礼を申し上げます。

本当に、ありがとうございます。

これまでに培ってきた言葉や思いを
カタチとしてお伝えするまで、いま少しの準備期間をお許し下さい。

そして、今後の活動にもご注目頂ければ幸いと存じます。

では皆さま、是非とも楽しみに待っていて下さい。

                       エアーワークス 加勢康晃

                          カウンセリングルーム
                        クリスタルルーム(準備中)
                       スクーリングルーム(準備中)


新事務所移転のお知らせ2011/09/14

長いことお世話になっていた、恵比寿東を離れ
2011年9月01日より、広尾へ事務所の移転を致しました。
広尾駅・恵比寿駅ともに、8分程の場所になります。

来年で10周年を迎える「エアーワークス」ですが、
今後とも、変わらぬご支援を頂ければ幸いと存じます。

エアーワークス 加勢康晃

悟りも身の丈2011/05/31


先日、古くからの友人と食事をした際に
一体どれだけ多くを悟れば良いのだろう…という問いかけに

そんな答えは、人生を終える時まで解らないもの

何故なら、日々不完全なことに気づき
それらのことを補い続けることが人生…

すなわち、生きている間は、誰しもが不完全なもの…と答えました。

友人は、目から鱗というか…しばらく固まっていましたが・笑。

私自身、悟りなどというものは
生きている限り、そうそうたどり得ぬ答えだと思っています。

悟りなどという答えを、急いて身に着けたと過信しても
それらの多くの場合は、思込みや勘違いがほとんどで
度が過ぎてしまえば、ただのおごりとなりやすいものです。

だからこそ、成長も身の丈ならば、悟りも身の丈ということで
日々初心に返り挑めることの方が、私的には悟りが多いからなのです。

思い込みは…力みやすいもの
勘違いは…向き合える時間を損なうだけ
おごりは…ただの意固地を招くだけのもの。

だからこそ、悟りよりも初心であり続けるコトを選ぶのです。

初心とは、常にゼロで在りつけられるということ…

だからこそ、余分な考えや経験を捨て去りながら、
ただ単純に、今の自分自身だけで目の前のことに専念できるのです。

その状態こそが、ベストと呼べる状態ではないでしょうか…。

そもそも、日々の物事を自分なりに考えて過ごしている人は
そうそう、退化することなどはあり得ません。

成長過程の延長を、悟りと呼ぶのであれば、
日々、必要なモノゴトを淡々とこなしてさえいれば、
意識せずとも、いつかは辿りつくものでしょう…。

得意とする自分や科目ばかりを盾にしていても、
それらもまた、いつかは偏りというアンバランスを招きます。

得意なモノゴトとは、本来意識せずとも出来ることを示しています。

それならば、あえて不得意なコトを意識して挑むことの方が
バランス…という観点からみれば、成長といえることでしょう。

プラスだけが、絶対的なチカラということではなく

プラスとマイナスのふり幅を、広く持ち合わせ
それらのバランスを、コントロールできてこそ実践的なチカラです。

振り回されない、自分を養えれば十分な悟りと言えることでしょう…。

思いも、行動も、言葉も含め、
全てのリキみが拭えた時が、悟りの境地といえることなのです。

ただ単純に、いまの自分にYESと呼べる日々を積み上げれば
いつの日か、間違えようのない悟りを自ずと開くでしょう。

屈託のない、笑顔を増やせる日々を進んで下さい。

正すこと…正されること2011/05/14

東京:恵比寿の夕暮れ

今週は、震災の影響で留めていた
関西の出張も含め、かなりの強行スケジュールをこなしていました。

忙しさは、決して自慢にはなりませんが・笑。

それもこれも全部、自分の段取り不足が原因ですから
私も、まだまだ・・・勉強不足ということなのでしょう・笑。

そういう気づきも、先に気づかなければ意味がないのが
正すべきこと、なんですが・・・。

出張も、予定外のスケジュールも
なんとか無事に済ませ帰ってきて、

間髪入れずに、カウンセリングをこなしていると

急に、目に激痛が走り
目が開かず、涙が止まらなくなって…

もちろん、席を外して洗い流しに行きましたが、
よくよく考えれば、疲れが目に出るタイプであることを忘れてました。

忙しいままだと、ホント忘れてしまうものです。
こういうことも、やはり自分自身で正すべきことなんでしょう。

本日は、まだまだやるべきことも山積みなんですが、
あえてボンヤリと、これまでの整理整頓などをこなしています。

いつもの席、いつもの曲、いつもの自分…

そんな流れに、自然と身を任せていれば
いつの間にやら、窓越しの空を眺めていました。

いつもと変わり映えのない空ではあるのですが、
空の色、雲の流れ、変わらぬことの認識…

ただただボンヤリと、しばらくジッと見入っていました。

気が付けば、普段通りの自分の波長に戻っていました。

俗にいう、抜けた~という感覚なのでしょう。

自然の在り方こそが、やはり万物の基準であり
自分を見失ったときに照らし合わせるべき
自浄作用の、基準なのでしょう…。

特別な知恵も資格も必要なく
ただひとつ、そのような自然のありがたみを忘れずにいれば
人はそうそう、軸に狂いが生じるものではない…と思えるのです。

震災を起こしたのも、自然の行いであることに間違いはありません。
しかし、大切な基準を与え続けてくれていることも事実なのです。

疑うこともできれば、信じることもできます。

ただし、疑えば基準を失い。
信じれば、正されるものなのです。

私個人としては・・・

人の定めよりも、自然の定めを見続けられるような
そんな、信じる心持ちの人生を送りたいと思います。

人の定めは、正否の二極をつくりがちですが、
自然の定めは、己との対局を示してくれるものなので・笑。

自らの経験を正すこと、
信じることで正されること。

人生で大切なものは、そんな単純なことの繰り返しなのでしょう。

習慣は第二の天性2011/04/25

習慣は第二の天性という言葉、皆さまはご存知でしょうか?

日々繰り返す習慣は、生まれながらの性質になり得る…
という例えのことですが、

震災後、多くの人達がこの意識に目覚めたコトかと思います。

地震速報の確認
天気予報の確認
ツイッターの確認・・・など、

実にたくさんの方々が、日々情報確認を行っています。
それらもまた、新たな習慣の進化といえるコトでしょう。

危機感を、真摯に受け止め
回避する、必要性に目覚め
より優れた、有益な情報を探しながら
安心を得るための、明日への準備を行う。

物事を…受け止め、認識し、有益を探し、準備を行う…。

これらの起承転結は、
人の本能に宿る、もっとも基本的な捉えかたなのです。

だからこそ、何よりも強靭で明確な答えといえるでしょう。

しかし、それらを発動させるには、
真摯に受け止める…という認識が、何より大切なテーマとなります。

震災前には、それらの認識が薄れていたことも
多くの人達に、身に覚えがあることは事実といえるでしょう。

だからこそ、この度、震災で受けた危機の目覚めは、
多くの人々の意識レベルを、引き上げることは間違いありません。

決して、忘れてはならない覚醒の時なのです。

これらの覚醒の先には、
より有益な情報を得るための、共有意識の活動が強まってきます。

すでに、ツイッターやfacebookなどで
多くのネットワークが生じていることが、その表れといえるでしょう。

出来得ることに対して、ココロのままに行動していけば
必ずそれらは、より良い未来への礎となります。

与えられるモノを探し
安心できるコトを共有し
より良い情報を交換しあいながら
これまで以上の未来を創建する・・・ことは、

理想的な未来を築く、大きな兆しとなるでしょう・・・。

多くの犠牲者に報いるためにも・・・
本当の意味で、豊かな日本を取り戻すためにも・・・

この度に受けた、危機感を忘れてはなりません。

絶望に目を向けて、動き出せば
それは必ず、希望という大きなチカラになります。

希望という、不透明な意識は
皆で分かち合えば、形として現れるものなのです。

いまこそ皆で、より良い習慣を身につけましょう!
ひとりひとりの気づきこそが、この危機を乗越えるための必然です。

上を向いて歩こう2011/04/18

皆さま、大変ご無沙汰しておりました。

ご存知のとおり、3/11の震災から一カ月余り、
喪に服している期間もさることながら、
カウンセリングを、精一杯のポジティブで受応えておりました。

目の前の相談に、集中するのはもちろんなのですが、
これまでにいらした、東北方面からのクライアントの安否
勝手ながら、その方々が暮らす東北の復興・社会情勢についてなど…

その他にも、今回の風評被害からか、
閉じていく、知り合いのお店や会社も少なくはありませんでした。

そんな、加速的な状況の変化について
ずっと、どこか気を取られていました。

そんなこんなで、気持ちも定まらず更新が遅れていました。

嘘はつくまい…という気持ちで綴っているブログですので
楽しみにしている皆さま、どうかご容赦下さい。

さて、震災の影響は、いまもなお続いていますが
ここまでに、私なりに感じたことをお伝えできればと思います。

喜ばしいこと…。
それは、日本人が、震災を機に共栄共存意識に目覚めようとしていること。これは、震災以前には、必要性を感じながらも不可能とされていたことでしょう。

怒ったこと…。
組織ぐるみ・情報操作・国の隠ぺい体質について。天災だけが災いではなく、いま起きている一番大きな問題は、すでに人災ともいえる渾沌とした状況を生じさせていること。

哀しいこと…。
なにをおいても…尊い多くの命が奪われたこと。そして、せっかく生き延びた命すら、自ら断たれかねない状況に対して思うこと。

楽しいこと…
震災前を思い返せば、どれだけ日本は豊かな国だったことか…。思い返すだけで、楽しくなってきます。それは、決して現実逃避がための言葉ではなく。豊かさを知っている我々であれば、復興も早まるという理屈からです。何事もイメージさえあれば、所詮作り上げる行程は見えている範疇だからです。

自分の喜怒哀楽を並べてみれば、
まだまだ、考えつくこと、出来ること、不透明なこともキリがありません。

ただひとつ思うことは、やはり「上を向いて歩こう」という思いだけです。

いまがどん底と思うのであれば、それ以上の下は存在しません。
生きることを選び、復興を心から望み、それを信じるのであれば、
ただ単純に、上を向いて歩んでゆくしかないのです。

確かに、これまでの豊かさは、たやすくは戻らないかもしれません。
しかし、いままで以上の世の中を創りだそうとする意識は
いま、多くの人たちの胸に深く刻まれているのです。

ある意味、その可能性が楽しみで仕方ありません。

だからこそ、非力な私個人に出来得ることは、
そんな未来を、ココロから信じ生きてゆくだけです。

この言葉が、新たなスタートであり、
もちろん、出来ること、生み出せること、人を活かすことは、
これまで以上に、頑張っていきたいと思います。

人間、負け癖がつくことだけが、一番避けなければならないこと…
だからこそ、決して諦めずに、励ましあい共に歩んでいきましょう。

上を向いて歩みながら、そんな未来を見届けようと思います・笑。