文化とは継続なり2010/06/09

現代の在りかた…それは、進化なのか退化なのか?
ふと、疑問に感じて考えてみる。

時間が経過すれば、それは進化に違いない…と、
そう思いがちなのが、人の思い込みというものです。

ただ、利便性が高まることが進化…ホントにそう思っていますか?

冷静に、いまの世の中を見渡してみれば
大半の人々は、生活そのものを阻害され始めている…。

高騰するさまざまな経済…。
経済が理由の少子化問題…。
自然を打ち砕く、大気汚染…。

実に、たくさんの問題が生じ始めている。

これらの事態をみれば、世の中は退化に向かっているのでは…
そう思わざるを得ないのです。

このままの現代の行く末が、仮に退化に向かっているのならば
進むべき未来のカギは、これまでの過去に眠っているといえるでしょう

過去に過ごした、程良い時代はどんな頃だったでしょう…。

みんながみんな、身の丈に合った生活をおくれていて
身分や学歴の上下も、大した問題ではなく
気持ち一つだけで、いろんなものと向き合えていた。

そんな、時代は確実に過去の記憶の中に在りました。
いま思えば、いまこそ欲しい未来のビジョンです。

高度成長…。
高学歴…。
高収入…。

本当に、いまでもココロから欲していますか?

そうして、背伸びしすぎて過ごした時代が
全うな時代を崩し去ったのかもしれません。

不足を補うだけの、文明の進化は十分コト足りていて
文化を担うための、人々のココロの成長こそが
これからの未来を変えていく、大きなカギになるかと思います。

文化とは継続なり…。

絶え間ない、お互いのココロを通じ合わせて進みましょう!